資本の欠損と債務超過
大雑把に言うと、資本の欠損とは当初あった資本金が減っている状態で、
債務超過は損失が資本金を上回っている状態です。
■資本の欠損
■債務超過
実際には、資本金と同等とみなされるものに法定準備金などがありますので、次のようになります。
資本の欠損とは、当期未処理損失額が積立金を上回った状態です。積立金は損失に備えるものなので、 積立金以内の損失は資本の欠損になりません。
純資産(例では1040)<資本金+法定準備金(例では1050)
純資産が額面より低くなっています。
債務超過とは、当期未処理損失額が資本金・法定準備金・積立金を 上回った状態です。
純資産(例では△10)<0
自己資本が全くない状態です。
資本の欠損や債務超過に負債の額は関係ありません。負債は、その対価に現金や固定資産があるので、 貸借対照表では資産とでキャンセルできます。
■資本の欠損
| 資本金 | 1000 |
| 当期未処理損失 | △40 |
■債務超過
| 資本金 | 1000 |
| 当期未処理損失 | △1040 |
実際には、資本金と同等とみなされるものに法定準備金などがありますので、次のようになります。
資本の欠損とは、当期未処理損失額が積立金を上回った状態です。積立金は損失に備えるものなので、 積立金以内の損失は資本の欠損になりません。
| 資本金 | 1000 |
| 法定準備金 | 50 |
| 任意積立金 | 30 |
| 当期未処理損失 | △40 |
純資産(例では1040)<資本金+法定準備金(例では1050)
純資産が額面より低くなっています。
債務超過とは、当期未処理損失額が資本金・法定準備金・積立金を 上回った状態です。
| 資本金 | 1000 |
| 法定準備金 | 50 |
| 当期未処理損失 | △1060 |
純資産(例では△10)<0
自己資本が全くない状態です。
資本の欠損や債務超過に負債の額は関係ありません。負債は、その対価に現金や固定資産があるので、 貸借対照表では資産とでキャンセルできます。
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